情報弱者の気持ち

上のエントリーとも少し絡む話。最近、少しだけ情報に疎い人の気持ちが分かった気がした。というか怖いのです。自分が知らぬ間に取り残されていそうで。かつてはネットで情報を集めて「知った気」になっていた自分が、情報に取り残された側に回るかも知れない、その怖さ。例えるなら……マラソンで先頭を走っていたつもりが周囲に観客が一人もいないことに気づいたような? 好きな本の新刊がいつの間にか出ていたような? ちょっと違うかな。
RSSとか、最近は名前もふと思い出せないような所謂ネット徘徊情報収集便利ツールが色々と出回ってますね。RSSだけは少し前に手を出してみましたが、「必要ないな」というのが正直な感想。話題になりそうな情報が欲しいなら、ポータルとなるサイトを幾つか「お気に入り」へ追加しておくだけで事足りてしまうから。たまに見落としてしまうニュースがあっても、それは仕方ないかな、くらいに考えてました。
でも現在の情報収集の最先端はどんな感じなのか? 聞くところによれば、幾つものツールが集めた記事を何十ものウィンドウで一斉に表示、さらにそれらをまとめて流し読んで……という人もいるとか。もしやそれが普通なのか、とも思えてしまう。
別段「知らない」ことをそんなに恐れる必要はないのかも知れませんし、日常を過ごすにはニュースサイトを軽くチェックするだけで充分でしょう。でも周囲に本当に情報に疎い人がいるとね、そういう人みたいにはなりたくないなーってのがあるんですよ。
実際に「知らなかった」ことで衝撃的な事件が身近にあったんですね。当事者は自分じゃないので詳しくは書きませんが、「知らない=損」から「知らない=危険」な事柄が増えてきている。ネットやパソコンなど、汎用性の高いツールが出回った部分では特に。


ちょっとまとまりそうもないので、これは引き続き検討課題に。